メシマコブとはどんなキノコなのでしょうか?

メシマコブは桑などの広葉樹(通常20年〜30年ほどの古木)の幹に寄生するタバコウロコタケ科キコブタケ属のコブ状のキノコです。

メシマコブは学名を「フェリナス・リンテウス」Phellinus Linteus Aoshimaと言います。

日本では、九州の男女群島の女島(メシマ)で多く採取されたことから、メシマコブの和名が付けられました。形状は、サルノコシカケに似ています

菌傘は木質、偏半球あるいは、馬蹄形をしており、柄や模様はなく、幹に直接寄生しています。大きさは、8〜12cm、傘の厚さは1.5〜10cm程度になります。

色は浅褐色から暗褐色、あるいは黒色までと幅があります。

メシマコブの味は甘辛く、無毒のキノコです。生育地は、温帯地方で幅広く分布しますが、限られた場所にわずかにしか生育しない貴重なキノコです。

また、メシマコブを人工的な栽培するということになると菌糸の生育が遅く、栽培、培養が非常に難しいキノコなのです。







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メシマコブは中国で古くより漢方薬として使われています

メシマコブは中国では古くより「桑黄(そうおう)」と呼ばれてきました。

メシマコブは昔から煎じ薬の漢方薬として利用されており、「神農本草経」にそれが記載されています。

内容は「久服軽身不老延年」とあり、「長年煎じて飲めば体が軽くなる、不老長寿」の薬と説明しています。

また、「本草網目」「中国大辞典」「中国薬用真歯」「東洋医学大辞典」などに記述されているメシマコブの効用としては、血尿、渋り腹、陰茎痛、脱肛、下血、過労、月経不順、悪血、リンパ腫、子宮不正出血、排尿異常、鼻血、顔面黒しみ、胃痛、下痢などの様々な症状に良いとされています

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メシマコブは、韓国で医薬品になりました

メシマコブの研究として日本での国立ガンセンター研究所の池川博士のグループと東京大学の柴田研究室の研究論文が発表され、そのメシマコブの研究結果に触発されて、韓国では国をあげてメシマコブの製剤化に取り組み、成功しました。

メシマコブのプロジェクトでは、人工栽培ではなく菌糸体培養の方法をとられました。

メシマコブは菌株により薬効に大きな差があるため、世界各国からメシマコブを集め、その中から韓国より採取した2種類の菌株に高い抗ガン作用を発見し、「PL2」「PL5」と命名し、それを標準株にすることにしました。

しかしながら、メシマコブの人工大量培養の技術を確立するために10年の歳月を費やしました。

韓国新薬は、メシマコブの培養菌糸体PL2、PL5の熱水抽出物から「メシマキャプセル」という医薬品を開発、 1993年に韓国厚生省より医薬品としての許可を受けました。

このメシマコブの研究結果に対し、1998年に韓国のノーベル賞にあたる「茶山賞」を韓国新薬と基礎研究にあたったユウ先生に送られています。

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メシマコブの日本での状況はどうなっているのでしょうか?

メシマコブは自然界での発生が少ないので、入手困難な大変貴重なキノコです。

メシマコブの優秀性については、以前から一部では知られていましたが、メシマコブの子実体の人工栽培は、たいへん難しく、安定供給ができないため商品化が遅れていました。

メシマコブはβ-D-グルカンなどの高分子多糖体が豊富な健康食品です。

メシマコブは日本において医薬品ではありませんが、多くの医療機関でPL2、PL5株培養菌糸体が治療目的に用いられ、良い結果が報告されています。

またメシマコブは一般に健康食品として販売され、一部の薬局や薬店で購入することができます。
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